8月26日に石垣小学校体育館でいしがき学園教育講演会を開催しました。当日は奈良女子大学大学院の伊藤美奈子先生に『子どもたちの自己肯定感を育む-学校と家庭が協力して-』と題してご講演いただきました。自己肯定感・自尊感情は心の安定や子どもの健全な成長に関わる大切な感情であること。経験や人との出会いをきっかけにして前向きになれること。思春期は不安定で自己否定や自己嫌悪に陥りやすいこと。自己肯定感・自尊感情は人間関係の中で育ち、思春期には人に認められる経験が大切であること。学校・家庭・専門機関・地域で子どもの成長を支えるネットワークが必要であることをお話しいただきました。
8月24日に平和学習を行いました。学年ごとにDVD「NHK 世界・わが心の旅 中国 ありがとう 屋根裏の日々」(放送日2000年1月15日)をみました。内容は、『漫画家・ちばてつやさんが、命の恩人・徐さんを中国へ探しに行く話です。旧満州で暮らしていたちばさん一家は、終戦後、反日感情の強い中で市内を転々としました。彼らを一冬屋根裏部屋にかくまってくれたのが、父親の元同僚の徐さんでした。父親の会社、かくまわれた場所、小学校を訪ねるうちに、当時の記憶や思い出がよみがえってきて、命の恩人に会って一言お礼を言いたいという、ちばさんの思いがより強くなっていきます。地元のテレビ局や周囲の手助けなどもあり、ちばさんは命の恩人のもとへと導かれていきます』というものです。
生徒たちは、DVDに見入っていました。感想もしっかりと書けていました。体験談を見て、ちばさんと徐さんの苦労や優しさについて知ったり、その時代の人々をのみこんだ戦争と平和について考えたり、自分には何ができるかを考る良い機会となりました。
例年育友会活動の一つとして行っていた環境整備作業ですが、今年は会員が参加しての整備作業は中止としました。業者さんに2階ローカの清掃をしていただきました。おかげできれいになり、気持ちよく学校生活が送れます。
県内でも新型コロナウイルスに感染した人が増えていますが、その影響もなく今週から部活動を再開しました。午後からは3年生の自習補習と1・2年生の補習を行っています。先生たちも研修会を開きました。
これは、みんながそれぞれに対策をしてくれたおかげです。旅行や外出を取りやめた人もいるでしょう。コロナを持ち込まないように注意しながら仕事をしてくれている家族の方もいるでしょう。夏休みが短いことを残念に思う気持ちもあるでしょうが、「いつものことが少しでもいつも通りできるように」という気持ちを大切にしていきましょう。まだまだ暑い日が続きます。体調管理に気をつけましょう。
今日で1学期が終了します。コロナの影響でいつもと違う学期になりましたが、生徒の皆さんのやる気と、保護者の皆様のご理解とご協力のおかげで、1学期を終えることができました。
生徒のみなさんは、心と体をゆっくり休めるとともに、1学期の目標と照らし合わせてこれまでをふり返り、目の前のことに一生懸命取り組みましょう。そして、命・時間・自分を大切に過ごし、元気に2学期をスタートさせましょう。
保護者の皆様には、学校運営に対してご理解ご協力をいただくとともに、毎朝の検温や健康チェックをお願いする等、日頃から感染症予防についてご協力をいただいておりますことに厚くお礼申しあげます。
終業式の後、中央委員さんが校歌にのせて呼びかけをしてくれしまた。
「毎日程よい運動を」「宿題コツコツ進めよう」「早寝早起き心がけ」「いい夏休みにして思い出つくろう」
各部活動の競技会が開催されました。本校からは、卓球部(男女) ・テニス部(女子) ・ 野球部(保田中学校との合同チーム)が出場し、それぞれ強い気持ちをもって試合に臨みました。特に、3年生にとっては最後の試合で、コロナや長梅雨の影響でコンディションづくりが大変でした。プレッシャーや不安な気持ちをはねのけて一生懸命にプレーする姿が印象に残り、最後にかける情熱が伝わってきました。
主な結果は以下のとおりです。
○卓 球 部・・・女子シングルス優勝
○テニス部・・・個人戦優勝
○野 球 部・・・準優勝